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我が家の猫親子なつめとこうめの観察日記です。
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そして約2ヶ月の月日が経ち、先住の雄猫達と新参の雌猫親子との関係が悪化していきました。
先住の猫達がナーバスになり、これではよくないと貰い手を捜していたとのことです。
けれども子猫だけなら是非という話があるのですが、二匹一緒というとうまくいかないとのことでした。
私たちは二匹一緒だということが決断の理由でしたから不思議です。
 猫の名前について、まだ本気で考えたことがありませんでした。ニーニャとニーナ、とか、リナとレナ、とか、牡丹と芍薬とか適当な名前も決められないうちに、到着日になりました。
 なんて呼んでいたのですか、と訊ねると、まだあまり呼んでいないのですが、コウメとナツメといいます。
ということでした。
とてもかわいい名前なので、うちでもそのままにしましょう、ということになりました。
コウメは子梅、ナツメは棗、いずれも木の実でした。
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食事は昨日と同じく、2匹のために準備していると、匂いに反応しているのでしょう。
とにかく大騒ぎです。二匹の猫の、はやくしてよコールがやかましく二重唱が始まります。2匹ともよく食べ、親猫が子猫の餌を狙っています。
妻が猫に薬を与えることを教えられたとおりに実行してみるのですがなかなかうまくいかないのです。
歯槽膿漏の薬です。
無理やり口を開かせておくに入れてしまうと、うまくいきました。
けれども2度目は渾身の力で抵抗するので大変。そこで、餌の中に隠すことを考え、実行してみるとそれは大成功でした。
その後も薬は餌の中に混ぜることにしました。
猫は味はわからないそうですが、匂いにはとても敏感なようで、きっとこの薬は匂いが弱いのだろうと思いました。
猫は人間に比べれば嗅覚はとても発達しているらしいが、味がわからないというのは驚きです。
そのまま餌に混ぜたときは失敗だったと以前の飼い主の話。
それにこの薬をすでにカプセルに入れてあるところがよかったのかもしれません。
さて、二匹の猫の由来について飼い主の姉妹から話しを聞くことになりました。お妹さんが会社帰りに、頼りなく歩く親子の猫に遭遇したのは、今年2009年の2月26日の夜のことでした。
小さな子猫を連れた親猫はどう見ても餌を自力で確保し子育てしていくには頼りなく、つまり野良猫の逞しさは全くない、頼りないものでした。
そしてこの寒さで、遅くには雨が降るという天気予報も気になったといいます。
二つの哀れな後姿が駐車していた車の下に消えると気になってしょうがなくなり、そこのお宅の玄関のベルを押すと、ご主人と思しき男性が出てきたので事情を話し、捕獲作戦が開始されました。
洗濯ネットが2つ準備され、子猫を捕まえると親猫も出てきて簡単に捕獲できたそうです。
逃げ出す余力もなかったのかもしれません。
二人は洗濯ネットにいれた猫を1匹づつ下げて、姉妹のお宅に到着したとのことでした。
すでに2匹の雄猫が飼われていて、2匹が突然増えたことになりますが、保護するより仕方ない状態だったとのことでした。
猫達の寝床は原則として3階に設定していましたので、夕べは3階に2匹を導き、眠りました。3階で2匹はそのまま走り回り運動を続けていたようです。
翌朝、3階に行っても猫達の姿が見えません。
思いがけず、またしても片隅を見つけて隠れると今度も出てきません。
その片隅というのは私たちが考えもしなかった場所でした。
3階の北側に天井が斜めになっている場所があり、前に使っていたダブルベッドのキングサイズ・マットレスがぴったりで、すのこの上に敷いてあります。
高さは約30センチほどでしょうか。
このマットレスと斜めの天井の間の三角形のすきまに入り込んだのです。さすが、と感動してしまいました。
この長さ165センチ、高さ30センチの細長い隙間はよほど気に入ったと見えて、一度入るとなかなか出てきません。
それでもまた隠れる場所が見つかって猫は安心して休めるのかもしれません。
 3階の隅っこを見つけた二匹はそこがよほど気に入ったのか、食事のときしか出てこないほどの落ち着きようです。
無理に出してもその場所があるかぎり、すぐもぐりこんでしまいます。その場所をふさぐより他ないでしょうが、どう塞ぐかが問題です。
私はかなり疲れていて風邪きみでマスクをつけたりで、皆がいる中で少し寝させてもらいました。
夕方、みなを送り出した後で妻が猫の夕食の準備をしていると、二匹と もおなかがすいたと見えて出てきました。
猫の餌の缶詰とドライフードを水を加えて混ぜて与えていました。
きちっと目方を量って丁寧に準備しました。食後に二匹とも用を足し、やれやれという感じです。
妻はベッドの下の隠れ場所を丁寧に掃除機をかけていました。
夕食を食べて我が家にもすっかり慣れたのか、突然二匹は暴れまわりました。
ベッドにも上がり2階の部屋中が運動場になった感じです。
子猫が親猫に飛び掛り、はしり回りながらのレスリングが始まったのでした。
じゃれあっているという感じでそれがいつまでも続きます。
まさに夜行性という特性が出てきた感じでした。
結局、2匹を3階へと追い出して、私たちは休むことにしました。
猫との長い一日が過ぎていきました。
猫ジャラシを使って子猫をちょっとの間だけ棚の奥から出したくらいでしたが、昼食を与えなければなりません。
二匹の猫は、テレビを置いているテーブルの下の収納棚から部屋の奥のベッドの下の十センチほどの隙間に移動していました。
まさか、この場所も軽く掃除をした程度でした。私たちにとってはここも死角でしたが猫にとっては格好の隠れ場所だったのですね。
子猫はあどけなく警戒心もあまりないのか、すぐ出てきて食べましたが親猫は警戒して出てきません。
子猫が食事後まもなくはじめての手製トイレで用を足すことができました。
収納用プラスチック容器の俄仕立てのトイレでしたがホット一安心です。
1.2メートルの円形テーブルの中央に長方形の板を挿入して、長円形の形に拡大すると、7人は楽に座れるテーブルに変身します。
そのテーブルを囲んで、特性サラダやお惣菜を並べ、お気に入りの赤と白のスパークリングワインで乾杯し、はるばる新幹線で到着した二匹の猫を祝福し、猫によってお近づきになった皆さんにお礼を言いました。
庭のルッコラもサラダの材料としてリクエストされ、テーブルに載せられました。その間も猫達は同じ場所を動こうともしません。
とりあえず、そっとしておこうということになりました。
猫談義に花が咲き、やがて、寿司が届き、宴はたけなわになります。
猫ジャラシで子猫は出てきたので、抱くことができましたが、落ち着きません。
母親が隠れる棚に逃げ込みました。
慣れるには時間が必要でしょう。
今日は新幹線で遠くからやってきたのですから。

二匹の猫を迎えるために、わが家は朝からパーティー会場の準備、といっても夕べやり残していた掃除機をかけること、玄関周りを片付けることぐらいです。
兵庫から母娘の猫がやってくるのですから、そのために、猫好きの女性が大勢集まることになりました。 結局、妻を入れて六人の女性と私の七人の大人が二匹の猫のために楽しい時を過ごそうというのです。
二匹の猫を伴って、四人が到着しました。はじめまして、はじめまして、はるばるありがとうございます、ようこそ、わが家へ、どうぞどうぞ、おじゃまします。
皆さんをハウスツァーに案内した後で、二階に集結しました。小さな三階建てのわが家は、階段の段数が多く、部屋同士の仕切りがほとんどありません。 そこに猫が二匹ですから、私たちには関係なく遊びまわるに違いありません。キャットタワーのようなものです。 慣れてくれば、きっと家中を自由に騒ぎまわるでしょう。


二匹は遠く兵庫県から新幹線に乗ってやってきました、飼い主の姉妹がケージに二匹一緒に入れて携えて来て下さったのでした。
朝九時に東京駅に彼女達を出迎えたのは私たちではなく、会ったこともない二人の女性でした。ひとりは東京でコピーライターをしている女性で、もうひとりは福岡在住でたまたまゴールデンウイークを東京で過ごす女性、いずれも飼い主とネットで知り合いでした。   
そして、もう一人の女性が、特性サラダドレッシングと温野菜を持って、先にわが家に到着しました。彼女が、私たちと飼い主を間接的につなげた張本人で、コピーライターの女性と親交のある映像作家です。
前日は、猫を迎えるために大変でした。床を磨き、棚を整理し、猫が来ても何かを倒したりしないように片付け、整理し、とにかくきちんと片付けて、猫を出迎える準備を整えたのでした。二〇〇六年四月末に、引っ越してきてからやったことのない棚の整理ができたことは幸いでした。棚から封筒に入ったお金20万円まで出てきたから不思議です。棚から牡丹餅、ならぬ、棚からへそくり、です。

母と娘、二匹の猫がわが家にやってきたのは、二〇〇九年五月三日の朝です。
オレンジ色の毛並みのよく似た親子です。お腹は白いのですが、尻尾と後ろ足に縞があること、尻尾や足の先の色が薄いこと、目と口の周りが少し白いこと、目の周りのぎざぎざの模様も全く同じです。
いわゆる茶トラではありませんが、色が明るくやや赤く、背中の一番上の色が一筋濃く、腹部は次第に色が薄くなっています。 親子の毛並みはとてもよく似ていて、今は大きさで見分けがつきますが、子猫が大きくなったら全く見分けがつかなくなるのではないかと思うほどよく似ています。
でも今は小さなあどけない子猫と、若くて優しい母猫です。
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飼い主夫婦N
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非公開
自己紹介:
2009年のゴールデンウイークから猫親子の里親になりました。猫は子供の頃から大好きですが飼うのは初めてです。
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