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我が家の猫親子なつめとこうめの観察日記です。
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結局、6月2日に手術することになりました。
その晩は食事抜きで明日に備えました。その前の晩遅く、妻はあまり出たがっているので3階の扉を開け、3階テラスにナツメを出してしまいました。
すると螺旋階段を上って屋上に、そして、西隣のお宅の屋上に登ってしまったというのです。隣の家の造りは鉄筋コンクリート打ち放しで半地下に3階建て、わが家より 半階ほど高区、屋上から見ると目の高さより少し上に隣の屋上の床という感じなのです。
妻は何を思ったのか、隣の家の向こう側まで、探しに行きましたが見つかりません。
ちょっとよく似た猫に出会って慌てたといいますが、となりの家の造りからすれば、屋上から直接外へは猫が下りられるはずもありません。
ナツメは隣の屋上にいました。
とくに鳴くこともなく、こちらからは一番遠い辺りを悠然と歩いています。
そこで、少し重いですが円形テーブルを拡張するための板をもってきて向こうの屋上とこちらの手すりをつなぐ橋を作ることにしました。
この板は十分重く安定感があります。もう夜中でしたから、静かにナツメを呼びますが、一向にこちらに渡ってくる気配はなく、また遠くへ言ったり冒険を重ねています。
外階段がありますが、3階のドアに達するだけです。
そこから下へは2層半もありますので、先ず降りられないと思います。
そこで、一計を案じ、コウメをケージに入れて連れてきて、橋のこちら側におくことにしました。
コウメはケージの中から鳴きます。するとやはり親猫、橋を渡ってこちらに戻ってきましたので、一件落着でした。
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ナツメは日増しに騒がしく、気分が苛立ってくるようでした。
外に放して雄猫と交わればそれで済むのでしょうが、そのための準備は何もありません。
まさか、こんなに早く来るとは、というのが最初の気分でしたので、戸惑い、驚きました。
2階のバルコニーに出すと、手すりの上に上り、細い手すりの上を軽やかに歩いていました。
手すりの外側に時折前足を下げてみたりするので、これは危ない、外に下りてしまうかもしれないと思って抱きかかえて家の中に入れました。
ここで外に出たら、迷子になり、戻ってこないでしょう。
また、しだいに夜昼を問わず騒がしくなっていきました。
その獣医さんに出逢ったのは去年の秋でした。
家に戻るとポーチに黒と白の猫が一匹横たわっているではありませんか。とても静かですが、明らかに苦しそうです。
前足で空を掻いたり、小さな声でうなったり、かと思えば小さく痙攣したり。
これはただ事ではないと思いました。
前の道で車にでも跳ねられたのではないだろうか。
何とか8メートルあまりを歩いて、ここまでたどり着いたのかもしれない、と思い、区役所に電話して、もし、猫が死んだらどうすればいいか、と尋ねると、ごみ収集の日程と関連した処理方法を教えてくれた。
ごみと一緒ではなあ、と思いながら、お隣さんに相談してみると、すぐに獣医さんを呼んでくださった。
年配の女医さんが到着する前に、猫は静かに息を引き取った。事情を話すと猫をすぐ抱きながら内臓破裂などがないかチェックし、そのまま連れていき、隣のお寺さんで葬式を出してもらうという。
ああ、よかった、と思った。
わざわざここまで来て死ぬなんてほんとうに可哀想。その後何日かポーチに花を飾りました。
5月も終わりに近づいたころになって、親猫(ナツメ)の様子が変です。今までにない鳴き声、とにかく、外に出たがりました、思ったより早くその時が来ました。
避妊手術をしなければと考えていました。
でもしばらく見守ってみようと思います。
駅方面に猫の病院があったのですが、いつの間にか閉まっているみたいです。
入り口の前に猫のブロンズ像がリアルに2匹いるのが特徴的でした。
そうであるならば、となりの方に教えてもらった獣医さんにお願いすることにしようと思いました。
わが家の階段には段板だけの部分があります。
2階から3階へ行く部分です。コウメをかまっているときに、階段の段にいたコウメは後ずさりして落ちてしまいました。
はっとして下を見るとすぐに這い上がってきました。
猫のバランス感覚のよさはよく知られるところですが、きっとどこもぶつけることなく、下の段板にすっくと立つことができたのでしょう。
全く平気でその後も痛そうにすることなど全くなく、驚きながら安心しました。
妻が準備した小洗濯板といっていい感じの小さな爪砥ぎには見向きもしません。
それだけならいいのですが、ハンスウエグナーのYチェアーの紐を張った座面が気に入り、爪を立て始めたのです。
大変です。
8脚あるYチェアーが全部駄目になるかもしれないと思うと気が気ではありません。
早速なにかいい猫の爪砥ぎを見つけなければなりません。
それに、壁面をがりがりやり始めたら大変です。
猫の爪砥ぎを探しに、猫グッズをおいてあるスーパーに出かけていきました。
キャットタワーもあって吃驚、猫や犬に関するものは何でもある感じです。
そのコーナーに行く前に、先ずロープを買いました。
我が家の2階の真ん中に露出している丸い鉄骨の柱にまきつけようというのです。
よく猫が立ち上がって爪砥ぎする姿を想定して、やってみようと思いましたが、果たしてうまくいくか、全くわかりません。
ロープはナイロンやビニール素材のものがほとんどですが、綿素材のものを見つけたので買うことにしました。
太さ9㎜長さ20mのもので試してみようと思います。
猫グッズ売り場で、ダンボールの爪砥ぎを探してみます。
あまり種類がなく、大きいほうの25cm×48cm、厚さ5cmのものを二つ買いました。
家に戻って、ダンボールの爪砥ぎを2階と3階に置き、ロープをしっかりと鉄骨の円柱に巻きつけると、形はしっかりと見えました。
うまく研いでくれるといいのですが。
猫にかぎらず動物の排泄物の匂いは困ります。
家中が臭くなっては大変です。この問題は、猫のトイレの砂が解決してくれそうです。
映像作家の経験上それは大丈夫とのことです。これは使ってみないとわかりませんが、身近な人がそう言うので信頼性が高く安心です。
猫の爪とぎによって、家中の壁がある高さまで傷だらけという話を聞き、これは恐怖です。
特に角をやられる、と脅かされていました。
妻が注文した小洗濯板くらいで大丈夫だろうか、心配です。
猫はどんなところでも平気で登り、もぐりこむといいますから、棚の上や隙間には注意を要しますが、はじめからすべての可能性を考えるのはやめようと思います。
二階をメインに片付けましたが、きっと十分ではないでしょう。
早速、思いがけないところに猫が隠れて吃驚したばかりでしたから、少し様子を見ながら、順次片付けていけばいいと思います。猫の性格にもよると思いますので。
家で猫を飼うと何が大変かというと猫の毛だ、という話を聞きますが気になります。猫の毛はよく抜けて舞うといいます。
猫好きのお宅に伺ってお茶を出されたが、毛が浮いていたので飲めなかった、という話を聞いたことがありました。
また、いい服が駄目になっちゃうよ、と心配してくれる方がいました。
それは、スーツなどに毛が付いて、ローラーなどで取り除くうちに生地をいためてしまう、というのです。
衣服の管理に注意しなくてはならないと思います。
妻はいつ注文したのか、通信販売の様々な猫グッズが次々に届きました。猫の爪とぎのための木製の洗濯板のようなもの、寝床として、プラスチックの篭とクッション、布製のクッションの二種、猫ジャラシ三種、猫の餌の缶詰各種、ドライフード、煮干など。
また、猫のトイレ用の砂、砂利が届きました。
けれども、注文していた猫のトイレ、オマルがなかなか届かず、結局、到着日には間に合いませんでした。猫グッズは大方が外国製であるのにも少し驚きました。
 そういえば、先日ラジオで、ペットの数は日本では人口の三分の一程度なのに、アメリカでは人口を超えていると言っていたことを思い出しました。
この数字は確認する必要がありますがペット事情は国によってかなり違うのでしょう。
 猫の餌入れに少し重量感のある深皿が必要ですが、近くのスーパーの食器売り場で少し厚手の陶器の皿を入手し、水のみの皿はすでにあるものを使い、トイレはとりあえずプラスチックの深めの引き出しを転用することにしました
ある日、突然、映像作家の彼女が猫の親子を飼いませんか、と言い出したのです。
妻は普段から猫を飼いたいと言っていましたが、共働きの我が家ではペットを飼うなど大変なことだと思う。
でも待てよ、一匹ではなく、一度に二匹というのもいいかもしれない。
私たちは二人とも家を空けるから、一匹ではとても可哀そう、二匹なら何とかなるかもしれない。ネットで見るとなかなか可愛らしい。
彼女は、私たちが留守にするとき餌ぐらいやりに来てもいい、とまで言ってくれます。
妻は忙しく働いています。
そこで、本当に飼えるの、大丈夫なの、と訪ねると、やってみないとわからない、といいますが、がんばりそうな感じがしました。
ネットを調べると猫の飼い主は兵庫県在住です。
これは大変です。見に行くのは容易ではなく、ままなりません。
これでは無理でしょう。そのことを彼女に話すと、しばらくして、東京まで届けてもいい、ということになったのでした。
そうして細かいやり取りがありましたが、飼うことになったというわけです。
3階のマットレスと斜め天井の隙間もふさぎ、朝晩、8時半の餌やり、直後のトイレ。
夜中の大騒ぎは2日目はなく、やや不規則に、きっと疲れているのではないかと思いました。
爪研ぎはダンボールのほうが気に入ったみたいで、よくやるようになって安心です。
鉄骨の円柱のほうは4,5日経ってからようやく始めてくれたのでよかったと思いました。
特に心配していたことなく、猫達は少しずつ家に馴れていったように思います。
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自己紹介:
2009年のゴールデンウイークから猫親子の里親になりました。猫は子供の頃から大好きですが飼うのは初めてです。
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